現在は消費不況といわれていますが、実際に生じているのは消費の二極化です。 一方では、高級ブランドの高額商品が売れ、一方では、安売り店が客を集めています。 この二極化の原因は、生活スタイルに関する教養の欠如です。教養が欠如した理由は、 ひとつに教育の怠慢、次に客の怠慢、さらに店の怠慢があります。 生産力過剰の現代において付加価値とは、商品の意味付けを理解して、 そこに価値を付与する知識・教養に他なりません。 商店主であるみなさんのできることは、まず自らの店の文化水準を高めることです。 次に客をより高い文化水準に持ち上げるよう手助けすることです。 そのためには客との密接なコミュニケーションが必要となります。 まず客となりうる人々に店に足を運んでもらわなければなりません。 そのためのツールとしてネットワークを活用することができます。 付加価値が情報であるならば、情報を伝達するネットワークを利用して、 付加価値を発生させることができます。しかし、単なる商品のチラシでは、 文化不況を克服することができません。あくまでも店の文化を伝達し、 客の文化水準を上げることを目的とすべきです。
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