――テレシネ装置は?
松井 IMAGICAウェストさんのMovie-Tone(以下、ムービートーン)を使いました
大迫 ムービートーンはIMAGICAで1985年に開発されたテレシネマシンです。その後時代のニーズと共に改良を重ね、現在でも高品質なテレシネを提供させて頂いております。特徴としては、フィルムを走行させるゲートを有機溶剤で満たしテレシネを行なう、いわゆるウェットテレシネという方法で、その液体がフィルム上についてしまった傷などを埋めるので、傷消しをしながらテレシネできるようになっています。液体自体はフィルムと同じ屈折率を持っているので、絵柄に影響することなく作業できるのも特徴になっています。
そしてカメラにはデジタルシネマ用のCineAlta(シネアルタ)F23を使っていますので、フィルムと同じ秒24コマの状態で、フルハイビジョンの取り込みを可能にしています