aosakana: “etoystk: “pedalfar: “factorygirl-photography: “20100530IMG_1138ps (by Andrew Miller) ” ”
petapeta nashi-kyo 先生によれば、カレーを作ることで精神をやられてしまう人が多いのだとか。4月はまだいい。新歓春の嵐である。あらゆるサークルが新入生を獲得しようとキャンペーン中で、その気になれば毎日のようにいろんなサークルや部活でただ飯をおごってもらうことも可能だろう。周囲もみな、同じ1年生同志友達を作ろうと必死である。誰とでも明るく仲良く挨拶をする毎日である。5月連休が過ぎて、やや学内は落ち着いてくる。学食にも飽きてくる。近所の安い店もあらかた回った。入学当初から一時お留守になっていた自炊を本格化させてみようか。そんな軽い気持ちで、経験の浅い若者が安易に選んでしまうのがカレーである。ちょっと凝って、ルーを2種類入れちゃうことも簡単である。もっと凝って、トッピングや具を増やすことも楽しい。せっかくだからとじっくりことこと煮込んでしまうのも常套手段である。そんなこんなで、1時間以上、下手したら数時間かけて作ったカレーはしかし、食べてしまえば一瞬である。一瞬で皿が空になる。お代わりしたって同様である。さみしい。むなしい。なんだか急にテレビもつまらなくなった気がする。そういえば今日人と話していない。なんだこの虚無感は。こうしてまた一人、若者が一人暮らしの罠にはまる。延々ネットに依存するやも知れぬ。怪しげな宗教団体も、狙ったようにドアをたたきに来る。カレーさえ、カレーさえ作っていなければ、アパートの屋根の上を走る夜風の音がこんなに大きいと気づかずに済んだのに・・・であるからして、カレーを作って良いのは、一人暮らしを一年以上経験し、強くなった2年生以上に限定されるのである。これを僕が聴いたのは2年生の春、後輩1年生のガイダンス手伝いをしていたときであったが、さすが哲学の先生は真理をついていると思った。 新入生への警告 - ReaD & Researchmap (via dominion525) 出典: dominion525